山口大学バイオメディカル研究推進体

研究力強化

kenkyuryoku

(研究力強化)

専門分野の技術職員が研究支援を行い、研究者は単純作業から解放され重要な研究に集中できる体制が整っています。 自動計測システムの機器は、研究者を単純作業から解放し労働生産性が向上します。 細胞数計測は24サンプルまで自動計測でき、細胞数を計算した後、培養細胞の増殖測定ではxCELLigenceを用いて細胞増殖や細胞死を自動計測できます。 細胞内カルシウムや膜電位などの生理作用はFELXStationでセットすれば最大384サンプルが解析します。 細胞内のタンパク局在は、INCELLアナライザーを用いて細胞内のタンパクの位置や細胞の状態を自動計測でき、創薬の研究に役立ている研究者もいます。 細胞の形態や局在は、BioStationによって1週間999カ所を自動で計測しビデオ画像を取得することもできます。 前処理ロボットJANUSを導入し、次世代シーケンサーやプロテオーム解析などの複雑な前処理を自動化しています。 オリゴDNA合成では、合成ミスを減らすために質量分析計で確認しカラム精製を行い、高純度合成DNAを出荷することでPCR増幅ミスの大幅な減少を導いており、とても好評です。  24時間自由に研究できるように、リアルタイムPCR試薬を共通保管庫に保存し、名前と使用個数を記入するだけ実験が始められるようにしている試薬提供サービスも実施しています。 単に安価な試薬やサービスを提供するだけでなく、高品質なデータが取得でき、最も優れた研究成果が出せるように貢献しています。