山口大学遺伝子実験施設セミナーのご案内

山口大学、東レ株式会社合同セミナー

『microRNA発現解析と高感度DNAチップ “3D-Gene”』
日 時: 2012年 9月 10日(月曜日)18:00 −18:45
場 所: 山口大学研究推進機構・遺伝子実験施設(宇部地区) 3階カンファレンスルーム

東レ株式会社は約4年前にDNAチップ”3D-Gene”を上市いたしました。
この”3D-Gene”の特徴は・・・
@ 黒色樹脂を採用することによる自家蛍光の大幅な低減
A 基板表面の3次元柱状構造によるスポット形状の安定化
B 樹脂基板を用いることによるプローブの高密度かつ均一な固定化
C ビーズ撹拌の作用によりシグナル強度が飛躍的に増加
などの技術を用いることにより、高感度検出ならびにデータの高再現性を達成したチップです。
これらの技術により”3D-Gene”では以下のような遺伝子(RNA)の検出を可能にしています。
1.生体内に微量しか存在しない発現遺伝子の検出
2.RT-PCRと高いデータ相関性があるデータ
3.ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)サンプルからの発現遺伝子検出
4.血漿・血清中のmicroRNAの検出
今回のセミナーでは1.〜4.を中心としたDNAチップ解析による新しい研究の可能性につきましてご紹介させて頂きます。

タイムスケジュール
■18:00−18:30 東レ株式会社 先端融合研究所 新事業開発部門 DNAチップ学術担当
『microRNA発現解析と高感度DNAチップ ”3D-Gene”』
■18:30−18:45 質疑応答

マイクロアレイ相談会
■18:45−
素材技術とナノテクを駆使して東レ株式会社が開発したマイクロアレイ”3D-Gene”は立体樹脂基板とセラミックビーズの攪拌により、低発現領域の遺伝子を高感度に検出できることを特長としています。日頃の素朴な疑問等、お持ちの方は是非お立ち寄り下さい。

セミナーに関するお問合せ: 遺伝子実験施設(内線:2184、e-mail:cgryu◎yamaguchi-u.ac.jp)(◎を@に変えて下さい)
消化器・腫瘍外科学 恒富 亮一(内線:2264)
その他ご不明な点が御座いましたら 東レ株式会社 山崎(03-3245-5556)までご連絡下さい。